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MAHL ZEIT マール・ツァイト(文京区・茗荷谷) [パン屋]

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咳喘息のためパン作りはお休み中。もっぱらパン屋さんをめぐっています。
さて某日の出来事。昼食が軽めだったせいか、午後4時も過ぎたらお腹がぐぅぐぅ鳴る始末。となったら、帰路おいしいパンをおやつにするしかありません(遠距離通勤のためここから自宅までとても持たない!)。帰路、途中下車して行けるかも、とチェックしていた文京区のMAHL ZEITに立ち寄ることに。ここのパンはめずらしい、ミルクから作られる酵母を使っているそうです。ホームページには「無農薬の野草を食べて育った健康な牛の牛乳で作ったミルク酵母を使い、ポストハーベストの心配のない国産小麦と南アルプス山系の白州の水、そしてミネラル分がたっぷり入った塩を使いました。添加物はいっさい入っていません」とあります。

地図を見ながら進んでいくと住宅街の中へ。こんなところに店があるのかしらん?と疑心暗鬼で進んでいくと、のぼりが見えました。

店構えは一見「昔ながらの普通のパン屋さん」といった風情。これまた一見、町のパン屋のおかみさん、といった気さくな夫人が迎えてくれます。閉店間際だったので商品はあまりありませんでしたが、歩きながら食べられそうなパン(←いい大人が!)として、おやつの王道・あんパンをチョイス。せっかく来たのでそのほかに胚芽プチパン、有機栽培の伊予かんピールの入ったプチパン「ひだまり」、くるみとレーズンの入ったプチ・セーグルパン、トースト用に「雑穀パン」を頂きました。お店ではそば粉の入った「戸隠」を試食させてくれました。そば粉のパンは酸味とちょっとくせがありパテと一緒に食べたらワインに合いそう~。

店を出て人通りの少ない公道にてあんパンをぱくり。普通のあんパンとはかなり異なりインパクト大。パン生地はみっちりもっちり、外側はカリッとしていて、キャラメリゼされたような香ばしい甘さが。それが上品な甘さのこしあんとは不思議にぴったりです。小ぶりだけど生地が詰まっているので、通常の柔らかい生地のあんぱんより食べでがあったように感じます。

雑穀パンはスライスして冷凍。一部を翌日のお弁当用にしました。クリームチーズを薄く塗ったパンにハム、レーズン入り人参サラダ、マヨタマをサンド。少し酸味のあるしっかりした生地だったので、パンが具材の多さに負けず、見た目はともかく味のコンビネーションは我ながらなかなかよかったと思います。

そのほかのプチパン類、どれも手のひらに乗るほど小さいけれど、生地の密度が高く、噛みごたえがあるうえ、結構腹もちがいい。特に気に入ったのは「ひだまり」。凍らしたものをオーブントースターで焼き戻したところ、あんパンと同じカリッとした皮がより香ばしく甘くなり、くせになりそう。生地はみっちりしているけれど決して固いわけではない、そして懐かしい香りが鼻をつきます。なんだろう?とずっと考えて思い当たったのは、不二家ミルキー!なるほど、ミルク酵母ってこういうことだったんですね。

無農薬の材料を使ったり、購入はしなかったけれどキッシュにはにんじんやおくらなど緑黄色野菜を使ったり、とお店が客の健康を考えたおいしいパンを作ろうと頑張っている努力が随所に見受けられました。
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