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タルト・タタン&キッシュ・ロレーヌを作ってみた [家ごはん]

先週キッシュを作ったときに余ったパート・ブリゼ(タルト生地)を使って、今回はフランスの逆さまアップルパイ「タルト・タタン」とキッシュ・ロレーヌを焼きます。

まずはタルト・タタン。ル・クルーゼの鍋でキャラメルを作ったら、その鍋に皮をむいたりんごを敷き詰めます。丸く切ったパイ生地をかぶせてオーブンで1時間。その間なんともいえない甘酸っぱい香りが家中に広がりわくわく。
tarte_tatin.jpg

完成。鍋からひっくり返して出す時に生地とりんごがずれちゃいましたが、すぐ直してしばらく置くと、冷めたキャラメルが固まり落ち着きました。りんごの酸味を吸ったキャラメルとジューシィなりんごの果肉、さくっとしたパイ生地の三重奏。なんともいえません。実はタルト・タタンは私の好きなお菓子ベスト3のひとつ。他はアプフェル・シュトゥルーデルとアメリカン・アップルパイ、って全部りんごのパイだわ。その中でも家庭で簡単に作れるのがタルト・タタン。このお菓子を考えだしたタタン姉妹に感謝!

もうひとつはキッシュ・ロレーヌ。フランス北東部、ドイツ国境に近いロレーヌ地方の郷土料理。先日のキッシュと違いキッシュ・ロレーヌは野菜等の具が一切入りません。本来はベーコンの美味しさを味わうものらしく、チーズが入らないバージョンもあるとか。美味しいベーコンを求める余裕は時間的にも金銭的にもなかったので、今回はグリュイエールチーズをたっぷり使ってチーズの美味しさを楽しみます。
quiche_lorraine1.jpg

できあがり。表面のベーコンが焦げてしまいました。ベーコンは最後にふりかけるチーズに隠れるように入れた方がよさそう。
冷めてから一切れ試食。味が濃い!たった一口でチーズとベーコン、生クリームの濃厚な旨みが舌から口内にたっぷり広がります。前回のキッシュとはまったく別物。いかにも「伝統料理」という感じです
quiche_lorraine2.jpg
ビストロといったカジュアルなフランス料理店の前菜によくこのキッシュ・ロレーヌがありますが、これを頼んだときはメインは軽くした方が健康にはよいでしょう。作ってみるとよ~く分かります。それでもときどき無性に食べたくなってしまうキッシュ・ロレーヌ、国は違えどやっぱりおふくろさんの味だからかな。

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コメント 2

えみ。

美味しそう・・・・。
タルトタタンのキャラメル部分が何とも・・・・・ジュルリ(ヨダレ)

ロレーヌキッシュはこちらでもスーパーで一番ポピュラーなキッシュだよ。本物食べた事無いからわからないけど、偽者もおいしいよ(笑)
by えみ。 (2011-02-05 03:50) 

cona_mon

タルト・タタンは見映えさえ気にしなければほんっとに簡単。今回はキャラメルを作ったけど、パイレックス等の耐熱容器にりんごを敷いて砂糖・バター・シナモンをふりかけパイ生地をかぶせ、2時間位オーブンで焼くだけのレシピもあり、こちらも出来上がりの味はgood。オーブンに入れたらほっとけるし忙しい主婦におすすめ。パイ皮が焦げないよう最初1時間はアルミ箔などかぶせてね。

英語だとロレーヌ・キッシュなのね。チーズはイギリス産かもしれないけど、偽者ってことはまあないでしょう(笑)。
by cona_mon (2011-02-05 23:15) 

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