レ・サンク・サンス@三軒茶屋 [パン屋]
3.11の後しばらくは、計画停電による電車の間引き運転のため職場に行くのも一苦労の日々が続いた。そのため帰社後は寄り道せずまっすぐ帰宅。土日も遠出せず、始めたばかりのヨガ教室はこれまた計画停電でレッスン数が激減して参加できず、気がつくと電車はほぼ正常に動き始めたっていうのに怠惰な生活の毎日。そして3月中にカットする予定だった髪はぼうぼうに伸びている。イカンイカン。そんなこんなでGWに入り重い腰を上げて行きつけの二子玉川の美容室へ。そしてどうせ田園都市線使うなら、やはりパン屋巡りも欠かせない。
今回は三軒茶屋へ。「パリの空の下」が第一目的だったけれど、お休み(>_<)。TEL非公開のため営業を事前に確かめられないのがネック。で、そこから3分程歩いたところにある「レ・サンク・サンス」を訪れました。ここは以前に訪れた三軒茶屋ル・ボヌールの姉妹店。ル・ボヌールのシェフはパリの老舗パン屋、ポワラーヌの職人だったというフランス人。この店も三色旗が飾ってあったりとコンセプトとして「フランス」を前面に押し出しています。でも粉は全部日本産使用なんだって。
ブルーの外壁が鮮やかなパリっぽい外観。完全に周囲から浮いています(笑)。
午後5時近くとあって、商品はあまり残っていなかったものの、お目当てのロデブを初め、下記の商品をゲット。
・ロデブ(量り売り)¥292のカットを1つ
・バゲット1/2 ¥150 (1本だと¥300)
・アンティーク1/2 ¥210 (ホールだと¥420)
・ショソン・オ・ポム ¥380
・タルトレット・オ・ポム ¥420
ショソン・オ・ポムは「焼き立て」と書かれていて、せっかくなので近くの公園でおやつに。わんこや猫、ハトが寄って来て大変だった。
ほろほろと崩れる薄めのパイ生地に、甘酸っぱいとろとろのりんごジャムがたっぷり。まだほんのり温かくよりジャムの酸味がきわだっていました。フランスのパン屋さんで子供たちが学校帰りのおやつに買う、そんなお菓子パンを彷彿させる素朴な味。でもそれにしてはお値段高めです。サイズも本家に倣ってなのかかなり大きいので、日本では大きさを小さくして、もうすこし手ごろな価格にしてほしいな。
帰宅して
アンティーク一度炒った小麦を使用しているそう。とても香ばしい代わりに小麦の甘さはほとんど感じられない。かなり強い味のパンなのでバターとジャムでは負けてしまう。パテとかリエットを合わせたらいいんだろうか?個性的な味なので好き嫌い分かれる。私は単独だとちょっと辛いけど、合わせる料理によっては料理をより引き立たせる気がする。
ロデブ高橋先生の「少しのイースト」にレシピが載っていたけど、実物を見る&食するのは初めて。フランスの地名なんですね。ロデブに旅した方の報告が面白かったです。http://wineotaku.exblog.jp/tb/12115178 大阪には大阪焼はないのと同じ?!
さて、ロデブはものすごい加水率で焼き上げるパンで、手にした感じから通常のパンと違い、ずしっと重い。クラスともしっとり。気泡は当然大きい(サンドイッチには難しそう)。口に含むと想像通りしっとりだが、歯切れはよい(=ひきはあまりない)。酸味も結構あるので、たっぷりの発酵バターが合いそう。太るのさえ気にしなければ!
バゲット水分が多いからのか、国産粉だからなのか、結構もちもちした酸味のある生地。私の好みからははずれていた。高いしな~。
タルトレット・オ・ポム
先のショソン・オ・ポムが子供向けだとすると、こちらは大人向けのりんごパイ。生のりんごを使っているので、りんごの香りがよく残っており、生地はバターの風味が心地よいしっとりとした厚めのパイ生地。パイ生地とりんごのフィリングのバランスが良く、自分の好みにどんぴしゃりでした。ポワラーヌ出身のシェフ、デリアン氏の真骨頂といえそうな程、ポワラーヌの人気おやつパン、タルトレット・オ・ポムにそっくり。しかし…\430は高いなぁ。ケーキと変わんないじゃん。りんごに紅玉とか使ってると仕方ないのかもしれないけど。あ、でもポワラーヌのも気軽に買えるおやつじゃなかったのを思い出した。貧乏学生だったので・・・。
ル・ボヌールが毎日通える街のパン屋さんだとすると、こちらはその高級バージョン。ハード系のパンはル・ボヌールより種類が多く、よりフランスのパン屋っぽい。パンもお店の人に取ってもらう仕組み。こ洒落たケーキ(タルト)やフランス食材なぞも置いてあり、差別化をはかっていることが分かる。でもこの程度の差だったら、私ならル・ボヌールに行くかなあ。だって、ル・ボヌールのバゲットで十分美味しかったもの。そしてどうせ高価なパンを買うなら、1駅歩いてシニフィアン・シニフィエに行ってしまう。
ただこの店は(も)住宅街の中なので、近隣の住民には焼き立ての美味しいパンが、思い立ったらすぐ買える。そして毎日のパンは商店街で買い物ついでにル・ボヌールで、と。三軒茶屋の住民は恵まれてます。
ちなみにエコ・バッグ持参で店のビニル袋を断ると¥5割引きしてくれます。持っててよかった。
今回は三軒茶屋へ。「パリの空の下」が第一目的だったけれど、お休み(>_<)。TEL非公開のため営業を事前に確かめられないのがネック。で、そこから3分程歩いたところにある「レ・サンク・サンス」を訪れました。ここは以前に訪れた三軒茶屋ル・ボヌールの姉妹店。ル・ボヌールのシェフはパリの老舗パン屋、ポワラーヌの職人だったというフランス人。この店も三色旗が飾ってあったりとコンセプトとして「フランス」を前面に押し出しています。でも粉は全部日本産使用なんだって。
ブルーの外壁が鮮やかなパリっぽい外観。完全に周囲から浮いています(笑)。
午後5時近くとあって、商品はあまり残っていなかったものの、お目当てのロデブを初め、下記の商品をゲット。
・ロデブ(量り売り)¥292のカットを1つ
・バゲット1/2 ¥150 (1本だと¥300)
・アンティーク1/2 ¥210 (ホールだと¥420)
・ショソン・オ・ポム ¥380
・タルトレット・オ・ポム ¥420
ショソン・オ・ポムは「焼き立て」と書かれていて、せっかくなので近くの公園でおやつに。わんこや猫、ハトが寄って来て大変だった。
ほろほろと崩れる薄めのパイ生地に、甘酸っぱいとろとろのりんごジャムがたっぷり。まだほんのり温かくよりジャムの酸味がきわだっていました。フランスのパン屋さんで子供たちが学校帰りのおやつに買う、そんなお菓子パンを彷彿させる素朴な味。でもそれにしてはお値段高めです。サイズも本家に倣ってなのかかなり大きいので、日本では大きさを小さくして、もうすこし手ごろな価格にしてほしいな。
帰宅して
アンティーク一度炒った小麦を使用しているそう。とても香ばしい代わりに小麦の甘さはほとんど感じられない。かなり強い味のパンなのでバターとジャムでは負けてしまう。パテとかリエットを合わせたらいいんだろうか?個性的な味なので好き嫌い分かれる。私は単独だとちょっと辛いけど、合わせる料理によっては料理をより引き立たせる気がする。
ロデブ高橋先生の「少しのイースト」にレシピが載っていたけど、実物を見る&食するのは初めて。フランスの地名なんですね。ロデブに旅した方の報告が面白かったです。http://wineotaku.exblog.jp/tb/12115178 大阪には大阪焼はないのと同じ?!
さて、ロデブはものすごい加水率で焼き上げるパンで、手にした感じから通常のパンと違い、ずしっと重い。クラスともしっとり。気泡は当然大きい(サンドイッチには難しそう)。口に含むと想像通りしっとりだが、歯切れはよい(=ひきはあまりない)。酸味も結構あるので、たっぷりの発酵バターが合いそう。太るのさえ気にしなければ!
バゲット水分が多いからのか、国産粉だからなのか、結構もちもちした酸味のある生地。私の好みからははずれていた。高いしな~。
タルトレット・オ・ポム
先のショソン・オ・ポムが子供向けだとすると、こちらは大人向けのりんごパイ。生のりんごを使っているので、りんごの香りがよく残っており、生地はバターの風味が心地よいしっとりとした厚めのパイ生地。パイ生地とりんごのフィリングのバランスが良く、自分の好みにどんぴしゃりでした。ポワラーヌ出身のシェフ、デリアン氏の真骨頂といえそうな程、ポワラーヌの人気おやつパン、タルトレット・オ・ポムにそっくり。しかし…\430は高いなぁ。ケーキと変わんないじゃん。りんごに紅玉とか使ってると仕方ないのかもしれないけど。あ、でもポワラーヌのも気軽に買えるおやつじゃなかったのを思い出した。貧乏学生だったので・・・。
ル・ボヌールが毎日通える街のパン屋さんだとすると、こちらはその高級バージョン。ハード系のパンはル・ボヌールより種類が多く、よりフランスのパン屋っぽい。パンもお店の人に取ってもらう仕組み。こ洒落たケーキ(タルト)やフランス食材なぞも置いてあり、差別化をはかっていることが分かる。でもこの程度の差だったら、私ならル・ボヌールに行くかなあ。だって、ル・ボヌールのバゲットで十分美味しかったもの。そしてどうせ高価なパンを買うなら、1駅歩いてシニフィアン・シニフィエに行ってしまう。
ただこの店は(も)住宅街の中なので、近隣の住民には焼き立ての美味しいパンが、思い立ったらすぐ買える。そして毎日のパンは商店街で買い物ついでにル・ボヌールで、と。三軒茶屋の住民は恵まれてます。
ちなみにエコ・バッグ持参で店のビニル袋を断ると¥5割引きしてくれます。持っててよかった。
2011-05-10 22:27
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