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カンパーニュ3台  [パン作り]

今月いっぱいが消費期限のリスドォルを一気に使おうと、実に半年ぶりのパン焼き。カンパーニュ3台を同じ配合で
① オーバーナイト(低温長時間発酵)
② ①にくるみを100g(粉に対し40%)混ぜたもの
③ 中種法
と方法を変えて作ります。

オーバーナイトの生地は前日夜に仕込み。翌日、焼き上げ当日に③の中種作りから始めます。が水分量を間違え、粉の同量にし。急きょオートリーズ(もどき)法に変更。①よりずっと加水率が高い生地になってしまった。

この日の気温は朝8時で22度、昼近くなっても25度から上がらず。冷蔵庫から出した①の生地はベンチタイムを終えても冷たいまま。冷蔵庫から出した後しばらくおいて常温に戻すべきでした。ぬるま湯を張ったボールにさらにボールを重ね、その上にバヌトンを置き最終発酵。1時間30分でやっと膨らみ焼成。
カンパ1.JPG
膨らみ具合はまあまあ。焦げ色からやはり少々過発酵だったことが分かります。
断面(撮る前に四等分してしまいました)。
カンパ断面1.JPG

一方オートリーズもどきの③。最終発酵はとてもよい感じだったのが、ラスト、バヌトン型からはずす際に型に生地がくっついてしまい、せっかく形成された炭酸ガスが一気に抜けた(泣)。加水率が高い生地はよくよくバヌトンに打ち粉をしなければいけません。天板に乗ったのは見るも無残なアメーバのような生地。焼き上がり。
カンパ2.JPG
へなちょこパン。①を焼き終えた後、オーブンの予熱完了が思ったより時間がかかったせいで、こちらも焼き色は糖分が足りない感じ。断面。
カンパ2断面.jpg
固くならないように焼成時間を短くしたので、みっちりして少々しっとり。ぼそぼそした生地になってしまいました。

③のくるみはバヌトンを使わず、2つに分けバトン状に。こちらが一番うまくいったかも。
くるみカンパ.jpg
くるみの混ぜ込みも今回は比較的均等にできました。
くるみ断面.JPG

オーブンの予熱を利用し、ルクルーゼ鍋で豚バラ肉のプルーン煮を作ったところ、③の失敗カンパーニュと抜群の相性。ぼそぼそした生地にこってりソースがよくからみます。酸味のある生地と赤ワインソースと味の相性もぴったり。田舎の素朴な料理には素朴な田舎パンが合うのでした。
プルーン煮.jpg

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