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Le Pain Quotidien(ル・パン・コティディアン)@芝公園 [パン屋]

フランス留学時代、夏休みを利用して友人とベルギーを小旅行。ソムリエールの彼女はもちろん食道楽。朝昼晩いつの食事でもテキトーな店に入ることは許されず、お店を選びに選びぬく。そんな食いしん坊旅行の3日目の朝食に選んだのが、ブリュッセルの「Le Pain Quotidien」でした。いつのまにやら隣国フランスだけでなく、ヨーロッパを中心に中東、インド、米国、豪州と店舗を増やし、今年とうとう東京にも進出!オープン当時はとても混んでいると聞いたので、落ち着くのを待ち、満を持しての訪問です。
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念のため予約をしていったところ大正解。席はほぼ埋まっていました。ちょっと体を乗り出せば東京タワーが見えるテーブルに着席。2~4人用の小テーブルの他、ル・パン・コティディアンを特徴づける大テーブル「コミューナル・テーブル」もあり、こちらはおひとりさまでもまったく気兼ねせず食事できそうな雰囲気です。そういえばパリのタウン情報誌の「出会い」特集で、このコミュナルテーブルが「出会いの場」として挙げられていたのを思い出しました。残念ながらここ東京店は、男性はカップルで来ている人のみ、他の客は皆女性だったので、女子にとって出会いは期待できないでしょう。逆に男性にはチャンスかも? 女ばかりの店に男一人で入店する勇気があればの話ですが。

この日は金曜日。思い切り食べて飲むぞーって曜日に限らずのことですが。ワインはフランス産オーガニック赤のカラフにしました。ワインの種類はあまりなかったです。パン屋ですからね。
まずはワインのつまみに地中海プラッター¥2,180
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フムス(ひよこ豆のペースト)、タヒニ(ゴマのペースト)、きゅうりのタブレ、と中東っぽい組み合わせ。きゅうりのタブレはミントがきいていて、そこにレモンをキュッと絞ると、とても爽やかな夏向けのつまみ。フムスは自分でもたまに作るけど、ここのは割とあっさりめの味でした。タヒニはごまの香りがたっぷり。5種類のパンが添えられているので、パンの食べ比べもできます。カンパーニュもバゲットも粉の味がしっかりしていておいしい。これに先のペーストをつけるとパンがすすむ、すすむ。

キッシュ・ベジタブル¥1,080
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とろっとろ、ふわっふわっの生地に数種の野菜。チーズの味が結構しっかりしていて、味のアクセントは炒め玉ねぎの甘さ。これがとても美味しい。タルト生地は薄めで、私好みのキッシュ。

エビとアボガドのタルティーヌ、マンゴー添え¥1,380
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カンパーニュのスライスにアボガドペースト、えび、バジルペースト。付け合わせにきゅうりやラディッシュ、ディルなどなど。連れがちょっとしょっぱいと言っていましたバジルペーストのせいかな。ピースの間に挟んである黄色い物体がマンゴー。このマンゴーを小さく切って乗せて一緒に食べたら、ちょうどよかった。アボガドとエビの黄金コンビは当然合うとして、マンゴーはカレーでいえばチャツネの役目かな。この組み合わせ、塩気がうまくおさえられて、私は好きです。

デザート。私はベルギーワッフル、ベリー添えをチョイス。¥580
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表面がカリッとした軽い焼き立てワッフルに、クレーム・シャンティ。あまりスイーツ好きでもなく、既にお腹いっぱいだったのに、すんなりいけました。連れはティラミス¥630。こちらも甘すぎず美味しかった。
写真はないけれど、この店に来たらカフェオレなどミルクが入ったホットビバレッジをぜひ頼んでみてください。茶わんのようなカップで供されるのだけど、運んでくれるサービスの人を尊敬!なのです。

22時で閉店のため、19時30分入店の私たちはラストちょっと忙しい食事になってしまいました。これだけが少々残念。仕事帰りに寄るよりは休日に早めのディナーという感じで使った方がゆっくりできてよさそうです。

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