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富士屋本店ワインバー@渋谷 [居酒屋、ワインバー]

6月2日はフランス農水省が提唱しているアペリティフの日だそうです。東京会場はチケット完売で入場できず、東日本大地震被災地支援のフランス食材販売ブースのみ利用。そして六本木を離れて渋谷の人気立ち飲みワインバー、富士屋本店ワインバーへ。雨にもかかわらずものすごい混みよう。店の裏、ビルの共用部分でワインリストを見ながら10分ほど待って、カウンターに移動できました。

友人はスペインの赤ワインを、まだ胃が完全でない私はワインは避け、BIOシードルで乾杯!そしてこの店はおつまみが豊富で迷いまくり。出てきた順に紹介。まずはゴルゴンゾーラ・チーズのペンネ。¥600
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最初のこれが一番美味しかったかも。濃厚クリームソースにピリッとするブルーチーズの隠し味。たまりません。次にラタトゥイユ。
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ここのは冷製ではなく、熱々のプレートに乗って供されます。¥500とは思えないほどたっぷり。お味は普通に美味しいです。目玉焼きの黄身が固焼きだったけど、半熟ならもっと美味しかった。お次は芽キャベツの蒸し焼き、だったかな。
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2番目に気に行ったのがコレ。蒸し煮にした後、表面を軽くソテーしているらしく、噛むとキャベツそのものの甘みがじわっと口に広がります。芽キャベツだけだと食感が少々ふにゃっとした感じになってしまうところを、ツブツブのトビコがアクセントになりそれを補っています。芽キャベツ、冬休みに英国の従妹宅に遊びにいったときにたんまり食べられてとても嬉しかった記憶が。日本だとなぜかあまり見かけない。和食にも合いそうなのになぜかな~?
友人のリクエストで燻製まぐろのステーキ。
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表面をさっとあぶったトロまぐろ。私はお刺身はかつおのタタキとか、こういうちょっと焼いたものが好きです。燻製香は強くなかったのもgood。パン
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長さ10cmほどの小さなバゲット。これは見た目がかわいいだけかな。普通にバゲットの切ったのを出してくれれば十分。牛すじ肉の赤ワイン煮。
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なんと¥400!しかし侮るなかれ、酒屋さん経営だけあって、ちゃんと美味しい赤ワイン煮。CPむちゃくちゃ高い一品。冷めていたので熱々で食べられたらもっと嬉しかった。

これだけ飲んで食べて、お会計はなんと約¥2000/人!立ち飲みとは言え、安い。
ほかにもズッキーニのフライや、品切れになってしまったなんとか豚のローストとか、美味しそうなおつまみがたくさん。外国人客も結構いて、さすがトーキョーで暮らす外国人は安くて美味しいお店を知っているものだと感心したのでした。

アヒルストア@代々木公園 [居酒屋、ワインバー]

パン&ワイン好きとしては行かねば、でも混んでそう~と思っているうちにBRUTUSで大々的に特集され、これはますます混みそう…と諦めてかけていたところ、ひょんなことからシネフィル友達のNさんと、とにかくチャレンジしてみようということに。予約が取れる直近の日は、運よく一週間のうち最も忙しくない木曜日。それから約10日間、ワクワクしながらこの日を待ち、当日は定時退社でダッシュ!! 念願のアヒルストアに行ってまいりました♪

店内に入ると、店名の由来となっアヒル口の店主ご兄妹がおでむかえ。評判どおりの美男美女です☆ あともうお一人、男性のサービスの方がいらっしゃいました。カウンターの入り口にもっとも近い端のスツール席に通されいざ、注文。

まずはワイン、のはずがあまりに種類が多く、底の浅いワイン知識しか持たないわれわれは早々に選択をギブ・アップ。先に料理を選び、合うワインを選んでもらうことに。

お料理は10種類くらいあったかな。あらかじめ頼もうと決めていたラタトゥイユ、リエット、そして暑い日だったので爽やかそうなズッキーニとえびのサラダ?を注文。すると黒板の下行3つのメインディッシュは時間がかかるのでご注文はお早めに、と促される。ベーコンとキャベツのグリル、自家製ソーセージとジャガイモサラダ、地鶏とトマトと根菜のローストのどれかひとつ、むむ、どれも美味しそう。5分以上迷った末、食べログのコメント評が高かった地鶏のローストを選ぶ。そしてもちろんパン。料理に合ったパンを適当に3種みつくろってもらうことにした。

さあ、やっとワイン。グラスだと4種類からと選択幅が狭く、迷っていると友人が「余ったら自分が飲む!」と宣言(?!)してくれたので、ボトルで注文することに。注文は「爽やかで、香りがよくて、辛口かつ注文した料理に合うもの」。
提案されたのがロワールのソービニョンが主体のもの、同じくロワールのシュナン・ブランが入った微発泡もの。アルザスのリースリング、同アッサンブラージュ。そして友人と自分の選択は見事に一致し、ロワールのシュナン・ブラン¥4500に決定。
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うわっ、これ危険だわ。想像したより炭酸が強く、辛口だけどレモンのようなグレープフルーツのようなフルーティな香り。あ、店主の方がはちみつレモンって言ってたな。まさにそんな感じ。抑制しないとくいっと飲んで大変なことになりそうだー。こんなワインがロワールにあったなんて。今日のような初夏にぴったりのお酒。

さてお料理。最初に運ばれてきたズッキーニとえびのサラダ仕立て。
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ズッキーニ、さっとゆでてるのか生なのか、しゃきしゃきしている。くたっと煮たり、グラタンにしたりと柔らかい状態でしか食べたことなかったけど、歯ごたえを残しても美味しいことを発見。えびは結構大きくプリプリ。これがくせのないズッキーニととても合う。ドレッシングのバジル(しそだったかも)のハーブの香りが爽やか。これにレモンをキュッと絞っていただきます。

パンは写真を撮り損ねました。パイナップルとカシューナッツのパン、ローズマリーのフォッカッチャ、胡椒とフルーツのフランスパン。前者2つはハード系のパンで、生地がそんじょそこらのパン屋より余程美味しい。特に素晴らしいと思ったのが胡椒とフルーツ。ドライクランベリーと胡椒のバランスが絶妙。フォッカッチャも油っぽくなく、ふかふかの生地で美味しい。

リエット。写真は少し食べてしまった後です。
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肉を脂で固めました、といった感じの伝統的なリエットとは趣を異にし、ここのは脂の代わりにブイヨンで煮詰めたコラーゲンで固めたとBRUTUSで予習済み。そのとおりさっぱりしていて、一緒に混ぜ込んだ香味野菜で味を軽くした、とてもヘルシーなリエット。ここのところお腹周りが気になっている自分には有難い。もちろん味は文句なし。胃にももたれないので、するっといけます。パンがすすむ~☆

ラタトゥイユ。これまた写真はナイフを入れて半分取り分けた後です。
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上に乗せた目玉焼きの黄身をくずして食べます。味が濃い。私事ですがリヨンにいたころに作っていたラタトゥイユが自他ともに認める美味しさで、その後、どこに住んでも同じ鍋で作っているにも関わらずあの味は出せなかった。だから美味しさの元はリヨンの味の濃い野菜のせいなのかなって思ってたけど、日本の野菜でどうやったらこの味が出せるのかしらん?

ここでパンが足りなくなったので、さらにもう1皿。サーブされたのはカンパーニュ、バゲット、ニンジンパン。
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って結構ボリュームが。

写真を撮り損ねたメインの鶏肉は1本まるまるのニンジン、丸ごとのジャガイモ、玉ねぎ、そしてトマトがどーん!鶏は皮の部分が揚げ焼きのように仕上げられ、皮がパリっとしてジューシィ。その肉に丸ごと焼かれたトマトをくずしてソースとして付けながら豪快にいただきます。

ここまで来て、あらら、やっぱり頼み過ぎだったかしら。一皿のポーションが見た目よりもずっと多いのです。そこに彼と待ち合わせの美女が私たちの横で立ち飲み。食べきれないパンをすすめナンパする私たち(?)。訊けばこの店にはお友達に連れてきてもらい何度か来ているそう。いいなぁ。

今日は早く始めたから前回のように終電を逃すことはまずないね、とか言ってたのが、気がつけば終電ぎりぎりの時間に。そして通常グラス2杯が限度の自分が、たぶん3杯は飲み、ボトルは空になっていました。お料理があとちょっとで完食なのだけど正直結構苦しい・・・。ああ、でもこんな美味しいお料理を残すなんて罪悪感が、というわけで頑張って完食。そしてお会計、¥10,600ナリ。もっといったかと思ってた。この値段でこの内容、そしてお店のなんともいえない自由な雰囲気。次は人気のアボガドとタコのサラダを食べようね、と早くも再訪を誓い店を後にしました。

残ったパンはかわいい紙袋に入れておみやげにしてくれました。
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余談ですが、翌朝はさすがにジュース1杯しか胃に入らなかった。二人なら前菜2+メイン1皿が適当かな。食いしん坊二人が欲張りすぎました。




地元川越にて撮影散歩 そして飲み@竹蔵 [居酒屋、ワインバー]

フォト・ピクニックでお知り合いになった方が写真仲間と一緒に川越に来る、というので途中から同行させていただきました。
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川越を初めて訪れる人たちの反応に、見慣れた風景も新鮮に映ります。喜多院の五百羅漢、もう見飽きたと思っていましたが、皆さんの感動ぶりに触発され私も新たな発見がありました。

さて、お茶をするつもりがいい時間になっていたため、急きょ飲み会に変更。地元で飲むことは滅多にないのでよい店などまったく知らない私。繁華街の場所まで案内し、お店選びはお任せ。なんでもありそう、と入ったのが本川越駅近くの「竹蔵」さん。こちらは5人客。堀りごたつの座敷に通されました。

まずはお通し。
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鶏のハム?にえび、つぶ貝、和えもの。見た目が懐石風で美しい。

板塗りつくね、だったかな? ナンコツ入りの鶏つくね
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添えられた卵の黄身と醤油を混ぜて、つくねに付けていただきます。

カマンベールとクリームチーズのフライ
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カマンベールにはあら塩を、クリームチーズにはフルーツソース(ジャム)を付けるのがおすすめとのこと。春巻きの皮に包んで揚げたカマンベールが美味しい!

じゃがバターの味噌炒め
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料理名から一体どんなもの?!と興味津津で注文した一皿。ピーナツ入り甘味噌を揚げたじゃがいもにからめてあります。これは箸がすすむ!

ふわふわのだし巻きたまご
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クリームチーズと鮭の鮭盗
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これぞ酒飲みのつまみ!お酒はやっぱり日本酒で。お皿には6個ありましたが、写真は両端を食べてしまった後です(笑)。

おしんこ
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こちらも美しく盛られています。

写真を撮り損ねたものに、湯葉となすのおひたし(私のリクエスト。美味!)、さらにあさりバター蒸し、焼き鳥盛り合わせ、自家製さつまあげを注文。よく食べ、飲み、話しました!

楽しい時間はあっという間に過ぎ、気がつけば4時間近くが経っていました。お料理も一品一品が丁寧に作られており、大満足。その他甘いお酒やソフトドリンク系飲み物をおおよそ一人2杯、日本酒を三合頼み、お会計は計¥16,000とちょっと。一人当たり¥3,000。川越、やはり安い!

ほとんどが初対面の方でしたが、ホント楽しい飲み会でした。
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